TOEIC L&R の平均点は、公開テストとIPテストを合わせておおむね600点前後。公開テストは600点台前半、IPテストはそれより低めに出る傾向です(出典:IIBC)。
「すごい」の目安はETS公式のレベル区分。860点以上が最上位のレベルA、730点以上がレベルB。履歴書は600点前後から書けますが、アピールになるのは730点以上、強みと言えるのは860点以上です。
この記事の内容
TOEICの平均点は約600点
IIBC(TOEICの日本での運営団体)が公表するデータによると、TOEIC L&R の平均点は、公開テストとIPテストを合わせておおむね600点前後で推移しています。年度や受験者層によって上下しますが、「だいたい600点が真ん中」と覚えておくと、自分のスコアの位置づけが分かります。
大切なのは、平均は「受験者層」で変わるということ。個人で申し込む公開テストは平均が高め、大学や企業がまとめて実施するIPテストは受験者の幅が広いため平均が低めに出ます。下の表は傾向の目安です。
| 区分 | 平均点の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| L&R 全体(公開+IP) | 約600点前後 | 「真ん中」の基準にできる |
| 公開テスト | 600点台前半が多い | 個人受験。平均は高め |
| IPテスト(団体) | 公開より低めに出やすい | 受験者層が幅広い |
平均点・分布の確定値は、IIBCの『TOEIC Program DATA & ANALYSIS』で毎年公表されています。本ページの数値は年度をまたいだ傾向を示すもので、最新の正確な平均点は公式データを優先してください。
立場別・平均点の目安
「自分と同じ立場だと何点が普通なの?」。立場をタップすると、平均の目安と、狙いたい目標スコアが分かります。数値は傾向であり、大学・業界・企業で大きく変わる点にご注意ください。
→ 大学生の目安
平均 約500〜600点台学部・学年・大学で幅が大きく、平均はおおむね500〜600点台に分布します。英語系学部や上位校は高め、入学直後は低めに出やすいです。
- 就活のスタートライン:600点前後。
- 外資・商社・グローバル職を狙うなら:730〜860点以上。
- まずは勉強法ガイドで目標から逆算。
→ 就活生の目安
最低ライン 600 / アピール 730+多くの企業でエントリー段階の一つの目安が600点前後。ただし600点は平均レベルなので、差をつけるなら730点以上が現実的な目標です。
- 一般的な目安:600点で「書ける」、730点で「効く」。
- 英語重視の企業・職種:860点以上で強い武器に。
- 詳しくは何点必要?を参照。
→ 社会人の目安
昇進要件 600〜730 が多い業界・職種で幅が大きいものの、昇進・海外赴任の社内要件として600〜730点を設定する企業が目立ちます。グローバル職では860点以上を求めることも。
- 昇進・異動の要件:600〜730点が多い。
- 転職でアピールするなら:730点以上。
- 転職の目安はスコア要件ガイドへ。
何点から「すごい」?(ETSのA〜Eレベル)
「すごい」を感覚ではなく基準で判断するなら、ETS公式のレベル区分(A〜E)が便利です。スコアを5段階に分け、上位ほど幅広い状況で適切にコミュニケーションできるとされています。平均(約600点)はレベルC〜Bの境目あたり。明確に「すごい」と言えるのは、レベルB(730点以上)、そしてレベルA(860点以上)です。
つまり、730点で「すごいね」、860点で「かなりすごい」、そして900点以上になると受験者全体でも上位に入り、誰が見ても『すごい』と言えます。満点は990点で、満点(990点)の取り方もガイドにまとめています。
平均が約600点なので、まず狙うなら730点(レベルB)が現実的で効果的なゴール。ここを超えると、履歴書でも面接でも一気に評価が変わります。次の山が860点(レベルA)です。
履歴書に書けるのは何点から?
「何点から履歴書に書いていいの?」に明確なルールはありません。ただ、採用側の受け取り方を考えると、目安ははっきりしています。平均(約600点)を下回るスコアは加点になりにくく、あえて書かない選択もあります。下の表を目安にしてください。
| スコア帯 | 履歴書での扱い |
|---|---|
| 860点以上(A) | 強み。英語力を要件とする職種でも通用する |
| 730〜855点(B) | アピール材料になる。多くの企業で好印象 |
| 600〜725点 | 「書ける」目安。平均前後で加点は限定的 |
| 〜595点 | 職種次第。英語不問の応募なら無理に書かない手も |
ポイントは「応募先が求める水準に合わせる」こと。英語をほとんど使わない職種なら600点でも十分に意味がありますし、外資やグローバル職を狙うなら730〜860点がスタートラインです。書くときは「TOEIC L&R ○○点(20XX年○月)」のように、テスト種別・スコア・取得時期を添えると親切です。
公開テストとIPテストの平均差
同じTOEIC L&R でも、公開テストとIPテストでは平均点の出方が違います。これは難易度の差ではなく、受験者層の差です。スコアの意味(10〜990点のスケール)も換算方法も共通なので、出たスコアの価値は同じです。
| 観点 | 公開テスト | IPテスト |
|---|---|---|
| 申込 | 個人でIIBC公式から | 学校・企業が主催(団体) |
| 平均の傾向 | 高めに出やすい | 低めに出やすい |
| スコアの意味 | 10〜990点 | 10〜990点(同じ) |
| 公式認定証 | あり | なし |
IPテストと公開テストの違い(認定証・就活での使い分けなど)は、IPテストとは?のガイドで詳しく解説しています。申し込み方法はTOEICの申し込み方法へ。
平均点を上回るには
平均(約600点)から730〜860点へ伸ばすのは、正しい順番で対策すれば十分に手が届きます。やみくもに問題を解くより、まず本番形式のフル模試で弱点パートを特定し、そこを集中的に潰すのが最短ルートです。
| 伸ばしたい所 | 効く対策 |
|---|---|
| 単語・文法(Part 5) | 頻出語と品詞・語法を高速で。単語リストで反復 |
| リスニングの反応速度 | 先読み+シャドーイング。リスニング対策参照 |
| リーディングの時間切れ | パート別の時間配分を固定。時間配分ガイド |
| 総合力・本番慣れ | フル模試で通し練習し、弱点を数値で把握 |
まず、自分が平均より上か下かを確かめよう
公式2026形式のフル模試を無料で。リスニング+リーディングを即採点して10〜990点を算出し、平均(約600点)に対して自分がどこにいるか、どのパートが弱いかまで分かります。
無料でフル模試を受ける →よくある質問
TOEIC(L&R)の平均点は何点ですか?
何点から「すごい」と言えますか?
何点から履歴書に書けますか?
大学生の平均点は?
社会人の平均点は?
公開テストとIPテストで平均は違う?
900点はどのくらいすごい?
平均点を大きく上回るには?
平均点の情報はどこの公式データ?
自分が平均より上か下か確かめるには?
出典・補足
- 平均点・受験者分布:IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)『TOEIC Program DATA & ANALYSIS』。年度により変動するため、確定値はIIBC公式データを優先。本文の数値は傾向を示す概算です。
- レベル区分(A〜E):ETS/IIBCが示すスコアの評価区分(A=860以上、B=730以上、C=470以上、D=220以上、E=220未満)に基づく。
- 履歴書・就活の目安・昇進要件は一般的な傾向であり、企業・職種により異なります。応募先の要件を優先してください。
- L&Rのスコアスケールは10〜990点。公開テストとIPテストで意味・換算は共通です。